
KDPのページにはマーケティングという項目があり、Amazon 著者セントラルから著者ページを作成できます。
しかし、説明文には著者ページの作成方法や簡単な説明しかなく、具体的にどんなメリットが得られるのかがわかりません。
著者ページを作成すると本を読者に広められる効果があり、通知を送る機能も使用できます。
今回はこの著者ページを作成する方法と、メリットなどについてご紹介します。
Amazon KDPの著者ページとは?
Amazon KDPの著者ページは、読者がプロフィールや出版している作品を閲覧、または更新通知を受け取るよう設定ができるページです。
著者の名前をクリックすると著者ページに飛ぶことができます。
ワンピースの尾田栄一郎先生の著者ページを見ると、以下のように表示されます。

読者側から見ると、その著者が他に出版している本やプロフィールを閲覧することができます。
またフォローをすることで、新刊がでたときにいち早く通知を受け取ることが可能。
著者側からすると、他の本を紹介したり、プロフィールに自身が運営しているメディアを記載したりなど、宣伝が可能です。
Amazon KDPの著者ページを作成するメリット
Amazon KDPの著者ページを作成することで、具体的にどんなメリットがあるのかご紹介します。
kindle本の売上が伸びる可能性がある
あなたの本を気になった読者は、著者ページを閲覧する可能性があります。
著者ページを閲覧してもらえれば他に出版している本の紹介ができ、ファンを獲得するきっかけにもなります。
同じ読者が他の本を読んだり、定期的にあなたの本を読んでくれるようになると、結果的に本の閲覧・購入につながるため、売上も伸びるといった理屈です。
また、プロフィールに自身の活動やメディアなども掲載できるため、kindle本以外に何らかのコンテンツ制作を行っている場合は、そちらもチェックしてくれるかもしれません。
著者ページを作成することはkindle本の売上だけではなく、宣伝や広告といった意味でも効果が期待できます。
読者に通知を送れる
著者ページを作成しておくと、読者はあなたのことをフォローできるようになります。
新刊を出版するとフォローした読者に通知が届くため、あなたの本をいち早く紹介することが可能です。
お知らせすれば読んでくれる可能性が上がるため、売上アップにつながります。
著者ページがないとこの機能は使えないため、コアなファンのためにも著者ページは作成しておきましょう。
Amazon kindleの著者ページを作成する方法
著者ページを作成するには、KDPのアカウント登録や本の出版が必要です。
まだアカウント作成や本を出版していない方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
著者ページを作成する手順は以下の通りです。
- Amazon 著者セントラルでマーケットプレイスを選択
- 本のタイトル、または著者名を入力
- 著者の確認・登録
Amazon 著者セントラルでマーケットプレイスを選択
まずはKDPにログインして、上部にあるマーケティングをクリックします。

ページ内にAmazon 著者セントラルという項目があるので、マーケットプレイスを選択しましょう。
日本の方であれば、「Amazon.co.jp」で問題ありません。

本のタイトル、または著者名を入力
次に出版している本のタイトルや著者名を入力して、著者を検索します。

検索すると出版している本のいずれかが表示されるので、その中から1つ選択します。
ここで選択した本が著者ページに追加されます。
なお、他に出版している本がある場合は、後から追加することが可能です。

著者の確認・登録
本を選択をすると、最後に確認画面が表示されます。
以下のようの表示がでるので、確認して「はい」の方をクリックします。
〇〇として登録しますか?
以下の本がお客様のものであることを確認し、Amazon 著者セントラルに参加するための利用規約に同意します。
これで著者ページ作成は完了です。
Amazon側に内容を確認してもらい、問題なければ後日「Welcome to Amazon Author Central」というタイトルでメールが届きます。

Amazon KDPの著者ページを編集する
著者ページを作成するとアイコンやプロフィール、その他画像や写真などを掲載できます。
ここではそれらの編集方法についてご紹介します。
なお、Amazon 著者セントラルには、以下のページからログインすることでアクセスできます。
もしくはKDPにログイン後、マーケティング→Amazon 著者セントラル→マーケットプレイスを選択→著者ページの管理でアクセスが可能です。
著者ページに本を追加する
著者ページに新しく本を追加するには、Amazon 著者セントラル上部にある「本」をクリックします。

下の方に「本を追加」というボタンがあるので、そちらをクリックします。

そうすると最初の登録時のように、タイトルや著者名を検索して本を追加することができます。
プロフィールを編集する
プロフィールは上部メニューの「プロフィール」から編集が可能です。

まず著者ページに表示したいアイコンが設定できます。
鉛筆のアイコンをクリックすると、写真がアップロードできるので、そこから自身が使用している画像をアップロードしてください。
画像は300 x 300 ピクセル以上必要です。

次に「略歴」を編集します。

ここに入力した内容がプロフィールとして、著者ページに表示されます。
略歴を追加すると、言語の選択と入力画面が表示されるので、日本語を選択して略歴を追加してください。

入力後、略歴をプレビューをクリックすれば確認画面に移ります。
問題なければ「略歴を公開」をクリックして完了です。
略歴の反映には最大24時間ほどかかります。
画像、または動画を掲載する
著者ページに画像、または動画を掲載することが可能です。
プロフィールページにある「写真または動画を追加」からアップロードできます。


他の方の使用例を見ると、ここでは主にアイコンやコンテンツの紹介をしている方が多いです。
しかし、人によって使用していない方もいるため、この機能は好みや目的によるかもしれません。
なお、画像の説明通り、米国の著者ページにはこちらの画像、動画は表示されないそうです。
著者ページを作成しておくメリットまとめ
今回はAmazon KDPの著者ページを作成方法やメリットについて、ご紹介しました。
Amazon KDPの著者ページとは?
Amazon KDPの著者ページを作成するメリット
Amazon KDPの著者ページを作成する方法
Amazon KDPの著者ページを編集する
Amazon KDPで著者ページを作成することで、Kindle本の売上を伸ばせる可能性があります。
また自身のメディアなども掲載できるため、広告としての効果も期待できます。
著者ページを作成するデメリットがほぼ存在しないので、売上を少しでも伸ばしたいという方は、著者ページを作成してみてください。
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