当ブログにはプロモーション、アフィリエイト広告が含まれます。

【Premiere Pro】クリップの再生速度・デュレーションを変更する方法!(倍速・スロー・逆再生)

よくある演出に、再生速度を変えるというものがあります。

Premiere Proでは値を指定したり、クリップを長さを調整したりして、速度・デュレーションの変更が可能です。

ただPremiere Proを始めたばかりの方は、速度・デュレーションって何?どうやって変更するの?という方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、Premiere Proで速度・デュレーションを変更する方法について詳しく解説します。

再生速度を変えて演出の幅を広げたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

こんな方におすすめ
  • ビデオクリップの再生速度を変えたい
  • どんな変更方法があるのか知りたい
  • 演出の幅を広げたい

【Premiere Pro】全ツールの機能と使い方まとめ!

Premiere Proの速度・デュレーションとは?

速度はそのままビデオクリップの再生速度のことです。

一部のシーンを倍速・スローにしたり、逆再生したりができます。

デュレーションはクリップの長さのことです。

レート調整ツールでクリップの長さを変更すると、それに合わせて再生速度を変えることができます。

Premiere Proで再生速度を変える方法

Premiere Proで再生速度を変える方法は、大きく分けて2つです。

  • 値を指定する方法
  • レート調整ツールを使う方法

実際に動画素材を使って解説します。

値を指定して再生速度を変える方法

倍速なら200%、スローなら50%など、値を指定して再生速度を変える方法です。

スロー再生にする方法

今回はこちらの動画素材をお借りして解説していきます。

Just a moment...

まずスロー再生にしたいシーンの部分だけ、クリップをカットします。

ボールを蹴る瞬間から止めるまでをカットしました。

スロー再生にするとクリップが長くなるので、右側のクリップを別のトラックに置くか、ズラしておいてください。

カットしたクリップを右クリックして、「速度・デュレーション」を開きます。

そうすると設定画面が開かれるので、速度の値を50%にしてOKを押します。

最後にズラしたクリップを元に戻します。

これでカットしたシーンのみ、スロー再生にできました。

今回50%にしましたが、もっと遅くしたい場合は値を下げて調整してみてください。

倍速にする方法

手順はスロー再生と同じです。

倍速にしたいシーンをカットします。

倍速の場合はクリップが短くなるため、右側のクリップをズラす必要はありません。

カットしたクリップを右クリックして、「速度・デュレーション」を開きます。

速度の値を200%にしてOKを押します。

クリップが短くなり隙間ができるので、空白をクリックして「Delete」で削除します。

これで倍速にできました。

デュレーションの値を指定する方法

デュレーションの値を変更して、再生速度を変えることも可能です。

例えばこちらの動画は全部で15秒ですが、スロー再生にして20秒にしたいとき、デュレーションを20秒に指定します。

長さを変えたいクリップを右クリックして、速度・デュレーションを選択。

デュレーションの値を20秒にします。

そうするとクリップの長さ20秒になり、クリップの長さに合わせて速度が自動調整されます。

クリップ長さを指定して再生速度を変更したい場合は、デュレーションの値を調整すると簡単です。

逆再生する方法

逆再生は、設定画面にある「逆再生」にチェックを入れるだけです。

逆再生したいシーンをカットします。

カットしたクリップを右クリックして、「速度・デュレーション」を開きます。

あとは逆再生にチェックを入れて、OKをクリックします。

これで特定のシーンを逆再生することができました。

レート調整ツールで再生速度を変える方法

レート調整ツールはクリップの長さを変えたときに、その長さに合わせて再生速度が変更できるツールです。

長くすればスロー再生、短くすれば倍速になります。

まずレート調整ツールに切り替えます。

リップルツール長押し、またはショートカットキーRで切り替えが可能です。

クリップを任意の長さに調整します。

クリップを短くしたので、再生速度が倍速になりました。

クリップを長くすると、スロー再生になります。

視覚的にクリップの長さを調整して再生速度を変えたい場合は、レート調整ツールの方が便利です。

まとめ

今回はPremiere Proで再生速度を変更する方法について解説しました。

まとめ
  • 速度・デュレーションとは?
  • 値を指定して速度・デュレーションを変更する方法
  • 逆再生する方法
  • レート調整ツールで再生速度を変える方法

感動的なシーンをスローにしたり、長時間撮影した風景を倍速にしたり、再生速度を変える演出は使える場面が多いです。

覚えておいて損はない演出なので、ぜひ使ってみてください。

またオーディオのクリップを調整できるリミックスツールという機能もあるので、よかったらこちらも参考にしてみてください。

【Premiere Pro】リミックスツールを使いこなそう!具体的な使い方について

コメント

タイトルとURLをコピーしました