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【ゆっくり解説】台本の作り方は?構成の組み立て、時短できる執筆方法について解説!

ゆっくり解説動画を1人で作ると、ものすごく時間がかかります。

1本の動画を作るのに台本作成から編集まで工程が多く、少しでも効率よくしたいと思う方は多いのではないでしょうか?

特に台本は無計画で書き始めると、途中で何を書いていいのかわからず、なかなか書き上げることができません。

  • 台本をサクっと書いて動画の更新数を上げたい
  • 誤字脱字をなくして台本のクオリティを上げたい
  • 他の人がどうやって作っているのか知りたい

今回はこのような方を対象に、台本の構成や時短できる執筆方法について解説していきます。

なるべく台本を早く書き上げたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。

ゆっくり解説の台本を速く書く方法

結論から書くと「迷ったり考えたりすることを減らす」です。

これらを減らすことで台本の執筆速度は自動的に上がります。

  • 書く内容が決められない
  • 台本を書くツールは何がいいの?
  • 口調・文体はどうしたらいいの?
  • 修正・確認はどうやったらいいの?

こういった思考が多くなるほど、作業効率はどんどん悪くなります。

あらかじめやることを明確にしてしまえば、あとは淡々と作業をこなすだけです。

またここでいう「ゆっくり解説動画」は、特定のものについて分析、紹介、解説する動画です。

「ゆっくり」というジャンルの動画には茶番劇や実況なども含まれますが、今回ご紹介するのは茶番劇や実況の台本とは異なりますのでご了承ください。

ゆっくり解説の台本の構成は?

まず台本の設計図となる構成を決めます。

構成を決めることで台本完成までの道のりが明確になり、途中で迷ったり考えたりすることを減らせます。

ゆっくり解説の台本は大きく3つに分かれます。

  • オープニング
  • 本編
  • エンディング

さらに本編の部分を細分化して、中見出しと段落に分かれます。

  • オープニング
  • 本編
    • 中見出し1
      • 段落
    • 中見出し2
      • 段落
    • 中見出し3
      • 段落
  • エンディング

本編の内容はジャンルによって異なりますが、ゆっくり解説の台本はほぼこの構成で作られています。

台本に書く内容を明確にする

構成が決まったら、書く内容を明確にして構成に当てはめていきます。

  • 動画の目的をはっきりさせる
  • 書く内容を中見出しに当てはめる
  • 段落に内容を書いていく

動画の目的をはっきりさせる

まず自分がどういう動画を作りたいのかはっきりさせましょう。

動画の目的をはっきりさせておけば、自然と書く内容がわかります。

例えば「視聴者がYMM4で口パクの設定ができるようになること」が目的だった場合、あとはこの目的達成に必要な項目を洗い出し、中見出しに当てはめていくだけです。

まずは動画の目的をしっかり決めて、書くべき内容を把握しましょう。

書く内容を中見出しに当てはめる

目的を達成するために何が必要か洗い出したら、それが本編に書けばいい内容です。

上記の「視聴者がYMM4で口パクの設定ができるようになること」が目的だった場合、中見出しはこのようになります。

  1. YMM4のダウンロード
  2. キャラクター素材のダウンロード
  3. キャラクター素材のファイル名変更方法
  4. YMM4のキャラクター設定
  5. 確認方法
  6. 動かなかった場合の対処法

これを構成に当てはめていきます。

  • オープニング
  • 本編
    • YMM4のダウンロード
      • 段落
    • キャラクター素材のダウンロード
      • 段落
    • YMM4のキャラクター設定
      • 段落
    • (中略)
  • エンディング

あとは中見出しに沿って段落を書いていくだけです。

中見出しの段落は簡潔に書く

中見出しが決まったら、中見出しの内容が分かるように段落を書いていきます。

段落はパラグラフとも言われており、特定の話題に対する文章の集まりです。厳密には段落とパラグラフは違うものとされていますが、ここでは中見出しに対する解説と考えてください。

この段落を書く上で大切なのは、要点を簡潔に書くことです。

余計なものを省くことで執筆速度があがり、視聴者も内容を理解しやすくなります。

ジャンルによってはネタ・エンタメ要素を入れる場合もありますが、事前に決まっている場合を除いて後回しにしましょう。

エンタメ要素は後からいくらでも付け足せますが、中見出しに対する内容は動画にする上で外せない部分です。

先に動画の目的に対して必要な部分を集中して書いてみてください。

表計算ソフトを使った台本の書き方

YMM4の台本読み込み機能では、YMM4で直接執筆、テキストファイル、csvファイルのいずれかでボイスアイテムの生成ができます。

この中で一番便利なのがcsvファイルです。

表計算ソフトで台本を書けばcsvファイルで保存することができ、表計算ソフトの機能や関数なども使えるからです。

YMM4の台本読み込み機能の使い方についてはこちらで詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

【YMM4】今さら聞けない!台本読み込み機能を使ってボイス・字幕を自動で入れる方法!

今回はスプレッドシートを使った台本の書き方についてご紹介します。

  • スプレッドシートの基本的な使い方
  • 構成を見ながら執筆していく
  • テロップの表示を想定して書く
  • キャラクターの役割を決めておく
  • プルダウンからキャラクターを選択できるようにする
  • 動画の演出が浮かんだらメモしておく

スプレッドシートの基本的な使い方

スプレッドシートで台本を書く場合は、A列にキャラクター名、B列にセリフを書きます。

そうするとYMM4で読み込んだときに、キャラクターの設定に合わせてボイスアイテムを生成できます。

またA・B列に空白行があると、読み込み時に余計なアイテムが生成されてしまう可能性があります。

ですので、空白行がある場合は、csvファイルで保存する前に削除しておきましょう。

構成を見ながら執筆していく

中見出しまで埋めた台本の構成を確認しながら執筆していきましょう。

構成を見ながらブロックごとに執筆した方が、1つ1つに集中して台本が書けます。

別のファイルにメモしても良いですし、C列以降であればシートに記入しても問題ありません。

私はC・D列を文字数・メモ入力欄として使うことが多いため、構成をE列に入力することが多いです。

また上から順に書いていく必要はありません

もしセリフが浮かばず止まってしまうようであれば、書けるところからどんどん書いた方が効率はいいです。

テロップの表示を想定して書く

動画のテロップをあらかじめ想定して台本を書くと、台本を取り込んだときに修正の手間が減ります

人によって違いはありますが、動画のテロップは基本1行20文字前後、2行が目安です。

テロップを20文字にしたいときは、まず確認用に20文字入力してセルの幅を合わせます。

文字数はLENという関数を使うとカウントできます。

=LEN(対象のセル)

B2の文字数をカウントしたい場合はこのようになります。

=LEN(B2)

A列に話者、B列にセリフ、C列にLENを入れて、文字数に合わせてB列の幅を変更。

LENはオートフィルかコピペでC列に一括で入力しておきましょう。

20文字以上ならはみ出たり、折り返したりするので、目視で確認が可能です。

あらかじめテロップを想定して執筆していけば、編集作業を減らせます。

セルの幅より文字数が多い場合の設定は以下のアイコンから可能です。はみ出す、折り返す、切り詰めるから選択できます。

キャラクターの役割・文体を決めておく

ゆっくり解説にはいろいろな解説方法があります。

  • 二次創作キャラクターを使った掛け合い
  • 自作キャラクターを使った解説
  • キャラクターを使わないボイスのみの解説

特に多いのが東方の二次創作キャラクター「ゆっくり霊夢」と「ゆっくり魔理沙」を使った解説動画です。

どちらのキャラクターを話し手・聞き手にするか決めておくと、スムーズに台本が書けます。

話し手内容・質問に対して解説する方
聞き手相槌や内容について質問する方

また口調や文体もあらかじめ決めておきましょう。

キャラクターを使用しない場合でも「です・ます調」「で・ある調」どちらにするか決めておけば、動画に一貫性を持たせることができ、後から修正する必要もありません。

先に役割を決めておくことで、文章の書き方について迷わなくなります。

プルダウンからキャラクターを選択できるようにする

話者を指定するのにキャラクター名を何度も入力したり、コピペするのは大変です。

ですので、プルダウンを使ってキャラクターを選択できるようにします。

メニューバーのデータから「データの入力規則」を選択。

セル範囲をA2:A1000(プルダウンを使用するセル)を指定、条件から「リストを直接指定」を選び、キャラクター名をカンマ区切りで入力します。

これで保存をするとA2:A1000まで、キャラクター名をプルダウンから選択できます。

何度もキャラクター名を入力する必要がなくなるので、自然と執筆速度が上がります。

動画の演出が浮かんだらメモしておく

台本を書きながら使いたい効果音や画像などが浮かんだら、その時点で必ずメモしておきましょう。

忘れると思い出すために時間がかかり、動画の制作が遅れてしまいます。

構成のところでも書きましたが、C列以降のセルは何を入力していても台本読み込み時に反映されません。

A・B列以外であれば削除せずに、メモをそのまま残すことができます。

誰かに動画編集を依頼する場合も、メモがあった方がこちらの要望を伝えやすくなります。

どちらにしても編集作業が楽になるので、演出が浮かんだ場合はその時点でメモしておきましょう。

完璧を目指さない

台本に限ったことではありませんが、ミスや失敗を恐れて作業が進まないことが多々あります。

もし特定のブロックについて文章が浮かばなければ、別のブロックから埋めていけば大丈夫です。

文体や口調が間違っていたとしても、最後にしっかり確認すれば修正ができます。

焦ったり急いだりする必要はありませんが、なるべく作業が止まらないようにしましょう。

8割程度の出来でもいいので一度書き切ってしまえば、あとは確認しながら修正・追記することで完成させることができます。

ですので、まずは最後まで書き切ることを目標にしてみてください。

台本の確認・修正を行う

ひととおり台本が書けたら文字数、誤字、脱字、表記などに問題がないか確認します。

執筆時でどれだけミスがあったとしても、確認作業で全部の修正が可能です。

台本作成の最後の工程になるので、ここはしっかりやっておきましょう。

  • 文章校正ツールを使う
  • 目視で確認
  • 音声で確認

文章校正ツールを使う

表記の間違いなどを確認・修正するには文章校正ツールが便利です。

文章校正ツール
日本語の文章を解析し、間違った表現や不適切な表現を確認できます。

テキストボックスに文章を入力して検査を行えば、間違った表記や文法の使い方がある箇所を抽出してくれます。

ただ1つ注意してほしいのは、あくまで間違っている可能性であることです。

動画の内容や文字数を考えると、そのままの表記の方がいいこともあります。

絶対に修正した方がいいというわけではないので、動画の内容やテロップと照らし合わせて修正してください。

目視で確認

目視で確認する場合は文章校正ツールを使ったあとにしましょう。

先に文章校正ツールを使ってから目視で確認すれば、確認作業は1回で済みます。

また表記ミスなどは音声で確認した方がわかることも多く、動画編集をするときに何度もテロップを見ます。

ですので、目視の確認は全体をざっと見直すくらいで大丈夫です。

音声で確認

文章のチェックで一番大切なのは音声で確認することです。

音声で確認すると、目視でわからなかったミスや発音の違いに気づけます。

これは実際にYMM4に台本を読み込んで行いましょう。

テロップの表記と音声を一緒に確認できます。

また倍速再生機能を使うことで、作業を効率よく進めることができます。

【YMM4】今さら聞けない!台本読み込み機能を使ってボイス・字幕を自動で入れる方法!

さらに時短を目指すなら

台本作成から編集まで全てを1人でやるのは本当に大変です。

もちろん台本も大切ですが、編集にもっと時間をかけたいという方もいると思います。

そういう場合は、台本を外注して自分の時間を増やしましょう。

クラウドソーシングは案件に対してワーカーの数が圧倒的に多いため、低単価で発注ができます。

また条件を指定して応募、ワーカーに直接相談ができるため、自分が納得できる方に仕事を依頼できます。

一番おすすめなのは国内で利用者数1位のクラウドワークスです。

クラウドソーシングサービスの中では数少ない上場している企業であり、信頼性も高いです。

台本の作り方まとめ

今回は構成や書く内容を絞り込み、スプレッドシートを使って台本を書く方法について紹介いたしました。

記事の内容をおさらいするとこのようになります。

まとめ
  • 台本の構成を決める
  • 動画の目的をはっきりさせる
  • 書く内容を絞り込む
  • スプレッドシートで執筆する
  • ツール・目視・音声で確認する
  • 余裕があれば外注する

準備の段階で構成や書く内容を絞り込んでおけば、執筆中に手が止まってしまうことはほとんどありません。

やることを明確にして一直線にゴールを目指すのが台本の執筆速度を上げるコツです。

やり方さえ覚えてしまえば難しいことはないので、少しでも執筆速度を上げたい方はぜひ試してみてください。

また初心者の方向けに0からゆっくり解説が作れるように手順を解説した記事もありますので、こちらも参考にしてみてください。

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