
切り抜き動画で収益を得るためには、著作権者に対して申請が必要です。
ガジェット通信で管理されているチャンネルのほか、YouTuber・Vtuberなどによって申請方法が異なります。
この記事では、著作権者ごとに切り抜き動画の許可を得る方法について解説します。
- 切り抜き動画を始めたい
- 切り抜き動画の申請方法がしりたい
- 切り抜き動画で収益を得たい
切り抜き動画で収益が得られる仕組みは?
収益化のシステムはYouTubeと同じです。
登録者数1,000人、総再生時間4,000時間の条件を達成すると動画に広告を表示することができ、表示回数・クリック回数によって収益が得られます。
ただ切り抜き動画の場合は、著作権者のコンテンツを利用した動画です。
ですので、著作権者に対してコンテンツの使用許可を得た上で収益を分配すれば、切り抜き動画で収益が得られるという仕組みになっています。
ガジェット通信に切り抜き動画の申請をする方法
ガジェット通信に切り抜き動画の申請をするためには、以下の手順が必要です。
- 切り抜きたいクリエイターを探す
- 切り抜き動画のチャンネルを開設する
- 申請フォームから申請
- 収益化ができたら報告
切り抜きたいクリエイターを探す
まずどのクリエイターのコンテンツを切り抜きたいのか決めましょう。
収益化が目的の場合は、今後需要があり、ライバルが少ないクリエイターが良いと言われています。
しかし、興味のない方の切り抜き動画を作るのは、モチベーションの維持が難しいです。
仕事と割り切ってできる方以外は、よく見てるクリエイターや興味がある方の動画を切り抜いた方が無難です。
切り抜き動画のチャンネルを開設する
次に切り抜き動画のチャンネルを開設します。
申請するときにチャンネルについて入力する欄があるので、先にチャンネルを開設した方がスムーズです。
まずはGoogleアカウントを作成してYouTubeにログインします。
アカウント作成は名前、メールアドレス、パスワードを入力するだけで簡単にできます。
YouTubeにログインしてアカウントメニューから「チャンネル」をクリックします。

次に「チャンネルをカスタマイズ」をクリックして基本情報などの入力をします。

申請に必要なのはチャンネル名のみですが、既にどういうチャンネルにするか決めている方は、ブランディングからアイコンやバナーも設定しましょう。

チャンネル名やチャンネルの説明は基本情報のタブで設定が可能です。
一通り入力が終わったら「公開」をクリックして、チャンネルのカスタマイズは完了。
申請フォームから申請

次にガジェット通信のHPから、クリエイターに対して申請をします。

クリエイター名の下にある「申請フォーム」をクリックするとGoogleフォームが開くので、以下の項目を入力していきます。
メールアドレス | メールアドレス |
切り抜きたいチャンネル名 | 例)ガジェット通信(GETNEWSJP) |
切り抜きたいチャンネルのURL | 例)https://www.youtube.com/channel/UCbP1zE0GuAvBTKGBTOoPOIg |
切り抜きたいチャンネルのID | 例)bP1zE0GuAvBTKGBTOoPOIg IDの確認方法はこちら |
お名前 | 本名をフルネーム |
ハンドルネーム | 開設したチャンネル名など |
個人情報の取り扱い | 確認してチェック |
切り抜きチャンネルの有無 | 作成済みにチェック |
一通り入力が終わったら「次へ」をクリックして、自分のチャンネル情報を入力します。
チャンネル名 | 自分の切り抜きチャンネル名 |
チャンネルID | 自分の切り抜きチャンネルID IDの確認方法はこちら |
YouTubeパートナー登録の有無 | 収益化できていればYes、ないならNo |
これで送信すれば申請は完了です。
収益化ができたら報告
おそらく申請した時点では収益化できていない方が多いと思います。
YouTubeパートナー登録をNoにした人は、収益化ができた時点でメール報告が必要です。
申請が終わると案内メールが届くので、報告用のメールアドレスに対して以下の内容を入力して送信します。
- ①ご連絡先(メールアドレス):
- ②お名前(ご本名をフルネームでお願いします):
- ③切り抜き元のチャンネル名とURL
- ④ご自身のチャンネル名:
- ⑤チャンネルのURL:
これでクリエイターの方と自分のチャンネルが紐づけられ、収益が分配されるようになります。
ガジェット通信以外の切り抜き動画を申請する方法
ガジェット通信の場合は申請方法が決まっていますが、その他のクリエイターに関しては会社や個人によってルールが異なります。
全てではありませんが、切り抜き動画について声明を出しているクリエイターをまとめてみました。
武井壮 | SPECIALIST JAPANに申請が必要 http://specialistjapan.com/ |
テスタ | 申請不要で切り抜き可 https://twitter.com/tesuta001/status/1396815354706333701 |
東海オンエア | 二次創作ライセンス許諾プログラムに申請 https://www.uuum.co.jp/2021/07/29/65069 |
DJ社長 | メールにて申請 https://twitter.com/DJ_Shacho_jp/status/1384815711621509120 |
マナブ | 著作権フリー https://www.youtube.com/watch?v=J5igUPEg-v4 |
西野亮廣 | 株式会社CHIMNEY TOWNに申請 https://akihironishino.zendesk.com/hc/ja/requests/new |
ホロライブ | 申請が必要 https://www.hololive.tv/terms |
にじさんじ | 申請が必要 https://event.nijisanji.app/guidelines/ |
ぶいすぽっ! | 申請が必要 https://twitter.com/vspo77/status/1451478125691375621 |
許可が得られるかどうかは切り抜き内容などにより異なるそうです。
過激なサムネイルや偏った情報で動画を作成すると削除される可能性もあります。
規約をしっかり読んだ上で、申請&チャンネル運営をしましょう。
切り抜き動画を申請する方法まとめ
今回は切り抜き動画を始めるための申請方法について解説しました。
- 動画を切り抜きたいクリエイターを探す
- 切り抜き動画の申請を出す
- 収益化を目指す
- 収益化の報告(ガジェット通信の場合)
自分でコンテンツを作るより切り抜き動画は簡単ですが、チャンネルを伸ばすのはいろいろな要素が関わってきます。
その時の流行りや、編集、サムネ、投稿頻度、集客など。
そのため、最初は1週間で再生数が10回もいかないなんてことが多々あります。
ただ継続して伸ばせれば過去の動画の再生数も上がり、比較的少ない労力で稼げるのも事実です。
今後許可するクリエイターが増える可能性があるので、興味がある方はぜひ挑戦してみてください。
またPremiere ProやYMM4でテロップをつける方法も解説しているので、よければ参考にしてみてください。
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