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【画像生成AI】写真集のkindle本を作るには?「Kindle Comic Creator」の使い方

Amazon Kindleでは、画像生成AIで作成した写真集などを販売している方が多く存在します。

アカウント登録すれば誰でも出版できるようになっていますが、画像データをまとめてkindle用に変換しなくてはなりません。

kindle本を作るツールの1つに「Kindle Comic Creator」があります。

今回はこの「Kindle Comic Creator」を使って、kindle本を作る方法についてご紹介します。

kindleに本を出版するまでの流れ

kindleに本を出版するまでの流れは以下の通りです。

  1. KDPのアカウント登録
  2. 出版する本のデータを作成
  3. Kindle Comic Creatorで本の作成
  4. KDPに本を登録

この記事では「3.Kindle Comic Creatorで本の作成」について詳しく解説していきます。

「1.KDPのアカウント登録」は別途書いた記事があるので、こちらを参考にしてください。

「2.出版する本のデータを作成」はどんな本を出版するかにより、作成手順が異なります。

画像生成AIで出版を考えている方は、当ブログでStable Diffusion Web UIのhow to記事をたくさん書いているので、こちらを参考にしてみてください。

なお、他の方がどんな本を作成しているか知りたい場合は、実際に確認した方が早いです。

新規登録なら30日間無料なので、その間に登録を解除をすれば料金は発生しません。

作品のクオリティなどを確認したい方は、Kindle Unlimitedを使ってみてください。

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Kindle Comic Creatorとは?

Kindle Comic Creator は、漫画、写真集、小説などをKindle本にできるツールです。

お持ちのファイルを取り込み、メタデータ(タイトル・著者)などを入力するだけで、簡単にkindle本が作れます。

なお、対応しているファイルの拡張子は以下の通りです。

.pdf、.jpg/.jpeg、.tif/.tiff、.ppm、.png

本にするデータは、予め対応している拡張子に変換しておきましょう。

Kindle Comic CreatorとKindle Previewerのインストール

Kindle Previewerは作成したkindle本を確認できるツールです。

Kindle Previewerがなくてもkindle本作成に影響はないのですが、Kindle Previewerがインストールされていないと、Kindle Comic Creatorのインストール中に警告がでます。

ですので、スムーズにインストールを進めたい方は、先にKindle Previewerのインストールをおすすめします。

Kindle Previewerのインストール方法

以下のリンクからKindle Previewerをダウンロードしてください。

Kindle Previewer

ダウンロードしたexeファイルを開いて、インストーラーを起動します。

そのまま「次へ」をクリックしてください。

ライセンス契約書が表示されるので、確認して「同意する」をクリックします。

インストール先フォルダを指定してインストールをクリックします。通常はデフォルトで問題ありません。

インストールが終わると以下の画面が表示されます。

kindle本をプレビューできるツールなので、ここで実行する必要はありません。

チェックを外して完了をクリックしてください。

Kindle Comic Creatorのインストール方法

AmazonからKindle Comic Creatorをダウンロードします。

Kindle Comic Creator

ダウンロードしたexeファイルを開いて、インストーラーを起動します。

ライセンス契約書が表示されるので、確認して「同意する」をクリックします。

次にインストールするコンポーネントを選択します。

「KC2」は本体、「language」は言語設定ができるものなのでチェックを入れておきましょう。

「Create Shortcuts」はショートカット作成の有無なので、お好みで大丈夫です。

選択したら「次へ」に進みます。

インストール先フォルダを指定してインストールをクリックします。通常はデフォルトで問題ありません。

Kindle Previewerがインストールされていないと以下の警告がでますが、キャンセルすれば正常にインストールされます。

以下の画面が表示されたら完了をクリックして、インストールは終了です。

Kindle Comic CreatorでKindle本を作る方法

Kindle Comic Creatorがインストールできたら、アプリケーションを起動します。

言語設定

おそらく初期状態だと英語になっているので、まずは言語設定をしましょう。

上のメニューバーからsetting→language→日本語を選択すれば、日本語化できます。

「新しい本を作成」をクリックします。

パネル選択

次に本の向きやサイズを指定します。

本の言語

日本語を使用している本であれば、日本語を選択します。

パネルビュー

こちらはコミック専用の機能でコマごとに表示できる機能です。写真集などの場合はいいえで問題ありません。

本の組方向

画像を表示する向きです。基本は読者に委ねる形のアンロックがおすすめです。

本のページ進行方向

ここはお好みですが、写真集だと「右から左へ」にしている方が多いです。

本のページサイズ

ここは画像のサイズをそのまま入力します。

メタデータ&設定

次にタイトルや著者などを入力していきます。

タイトル

本のタイトルを入力します。

著者

本の著者を入力します。ペンネームでも問題ありません。

出版社

必須ではないので自由です。出版社名がある方は入力します。

カバー画像

Amazonのサムネイルとして表示したい画像を指定します。

新しい本をどこに保存しますか?

作成したkindle本を保存する場所です。フォルダが空である必要があるため、空のフォルダを指定してください。

設定できたら「ページの追加を開始」に進みます。

ページの追加

画面が切り替わると同時に「ページを追加」というファイルを選択する画面が開かれます。

本にするデータを選んで取り込んでください。

選択すると画像ごとにデザインが確認できます。

ドラッグで並べ替えたり、ページ設定から見開きにしたりが可能です。

順番や表示設定を調整できたら、電子書籍用のmobi形式でエクスポートします。

ファイル→KFBとしてエクスポート、またはCtrl+Bでkindle本のデータを保存します。

なお、ファイル名と保存先を決められますが、ここではどんな名前でどこに保存しても問題ありません。

この作業を行うことで「新しい本をどこに保存しますか?」で指定したフォルダにmobiファイルが作成されます。

kindle本として使用できるデータは、「新しい本をどこに保存しますか?」で指定したフォルダに作成されるmobiファイルです。

ファイル名を指定して保存したデータは、Kindle Previewerなどで開けないため注意してください。

下のコンソールに状況経過が表示されるので、「mobiファイルが正常に構築されました。」と出ていればkindle本の完成です。

作成したkindle本をKindle Previewerで確認する

Kindle Previewerをインストールしている方は、作成したkindle本の確認ができます。

Kindle Previewerを起動して、「新しい本をどこに保存しますか?」で指定したフォルダのmobiファイル開きます。

「本を開く」から選択するか、mobiファイルを直接D&Dしてください。

kindle本として問題なく表示できれば、そのまま出版できます。

もし何らかの不具合等があれば、設定や修正を見直してみましょう。

作成したkindle本をKDPに登録する方法については、こちらの記事を参考にしてください。

「Kindle Comic Creator」でkindle本を作る方法まとめ

今回は「Kindle Comic Creator」でkindle本を作る方法について解説しました。

まとめ
  • kindleに本を出版するまでの流れ
  • Kindle Comic Creatorとは?
  • Kindle Comic CreatorとKindle Previewerのインストール
  • Kindle Comic CreatorでKindle本を作る方法
  • 作成したkindle本をKindle Previewerで確認する

当ブログが画像生成AIのテーマを扱っているため、写真集の作り方として解説しましたが、同じ手順で小説やコミックなども作成できます。

Kindle Comic Creatorは簡単にkindle本が作れるので、出版を考えている方はぜひ使ってみてください。

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