
コロナなどの影響で副業を始める人がどんどん増えてきました。
在宅でいろいろな仕事を受注できることから、クラウドワークスを利用する方も増えています。
ですが、クラウドワークスを始めるために何が必要か、クラウドワークスをどう使えばいいのか、わからない方も多いのではないでしょうか?
今回は初めてクラウドワークスを利用する方に向けて「クラウドワークスの始め方」を詳しく解説していきます。
- クラウドワークスの始め方
- クラウドワークスで仕事する方法
- 手数料を節約する方法
クラウドワークスに無料会員登録
クラウドワークスを利用するには無料会員登録が必要です。
下記いずれかのアカウントでログインすることもできます。
- Googleアカウント
- Yahoo!JAPAN ID
- Facebookアカウント
- メールアドレス
下記ページから無料で会員登録ができます。
登録の手順
アカウントの作成
「今すぐ会員登録」をクリックしてアカウントを作成します。
こちらのアカウントをお持ちの方は、これでログインが可能。
- Googleアカウント
- Yahoo!JAPAN ID
- Facebookアカウント
メールアドレスで登録する方は、メールアドレスを入力後、「会員登録する(無料)」をクリック。
そのメールアドレスにURLが送られてくるので、そちらのページにいけば登録は完了です。
次に会員情報を入力していきます。
会員情報の入力

入力する項目は以下の通りです。
項目 | 入力内容 |
---|---|
ユーザー名 | クラウドワークスのIDになる部分(変更不可) |
メールアドレス | 仮登録の時点で入力済み |
パスワード | ログイン時のパスワード |
パスワード(確認) | 同上 |
主な利用方法 | 仕事を受注するか・依頼するか |
受注の場合 | 生年月日と職種を選択 |
個人/法人 | 個人か法人か |
氏名 | 自分の名前 |
氏名(かな) | 自分の名前(ひらがな) |
郵便番号 | 郵便番号を入力 |
都道府県 | 都道府県を選択(公開の有無をチェック) |
利用規約・個人情報保護方針に同意 | 内容を確認してチェック |
reCAPTCHAにチェック | ロボット対策 |
ユーザー名は変更不可なので注意してください。
入力内容を確認して登録すれば、アカウントの作成は完了です。
クラウドワークスのプロフィールを充実させよう!

アカウントの作成が終わったら、次にプロフィールを充実させます。
プロフィールをしっかり書くことで充実度が上がり、希望する仕事とのマッチング率を上げることが可能。
また案件に通ったり、スカウトされたりするメリットもあるため、しっかり書いておきましょう。
プロフィールを充実させるには、以下の内容を入力する必要があります。
1つずつ解説していきます。
ワーカー情報編集
ここでは、ワーカーとしての基本的なプロフィール情報を入力できます。
- 希望の職種・カテゴリ
- 仕事が可能な状態かどうか
- 稼働が可能な時間
- 希望の時間単価
- 自己PR
上記は必須項目となるため、必ず入力しておきましょう。
その他年齢や出身地、学歴などもありますが、それらは任意です。
特に自己PRは500文字以上入力することで、成約率が上がります。
今までどんな経験があったか、クラウドワークスでどんな作業がしたいかなどを書いておきましょう。
クライアントから見たときに、仕事を依頼したくなるかどうかを意識すると、書きやすいと思います。
スキル登録・スキル検定
ここでは資格や、クラウドワークス内で取得した検定の設定ができます。
項目 | 入力する内容 |
---|---|
スキル名 | 持っているスキル・資格 |
レベル | 5段階の中から当てはまるものを選択 |
経験年数 | 5段階の中から当てはまるものを選択 |
クラウドワークス内で取得できる検定はWEBライター検定やビジネス事務検定などがあります。
WEBライター検定3級は無料で受けられるため、ライターとして活動を考えている方は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
ポートフォリオ・経歴登録
こちらでは過去の実績や成果、経歴などが登録できます。
項目 | 入力する内容 |
---|---|
概要 | プロジェクトの概要 |
期間 | プロジェクト開発の期間 |
添付ファイル | 成果物のファイル |
参考URL | 成果物が分かるURL |
詳細 | プロジェクトの詳細 |
会社名 | 所属していた会社 |
役職/役割 | 会社でのポジション |
使用言語/ツール | 使える言語やツール |
チーム人数 | プロジェクトの人数 |
概要と期間以外は任意の項目です。
プロジェクトというと分かりにくいですが、作ったサイトや記事、イラスト、アルバイトや仕事の経歴なども、こちらに登録ができます。
アルバイトの経験などはあまり意味がないと思われがちですが、その職種の内容や経験談がほしいというクライアントも多いです。
もしポートフォリオがないという方は、「今までどんな職種でどんな仕事をしてきたか」を書いておくと良いでしょう。
基本情報編集
こちらは会員登録時に設定した内容と、クラウドワークス上の表示名や、アイコンの設定などができます。
会員登録時の項目はそのまま入力されているため、変更の必要はありません。
匿名で活動したい人は、クラウドワークス上の表示名を変更しておきましょう。
本人確認書類提出
こちらはアカウント情報が本人確認書類と一致するか、クラウドワークス側がチェックするものです。
不正アカウントや、なりすましの防止の効果があります。
確認書類として提出できるものは以下の通りです。
- パスポート(2020年2月4日以降のものは対象外)
- 運転免許証
- 保険証+住民票
- 住民基本台帳カード
- 特別永住者証明書
- 法人の場合
- 履歴事項全部証明書(発行から3ヵ月以内)
提出方法については以下のページを参考にしてみてください。
問題がなければ数日でチェックが終わり、クラウドワークスから連絡がきます。
個人情報なので心配な方も多いと思いますが、本人確認をしておけば、仕事の成約率も上がります。
できる方はやっておきましょう。
外部サービス連携
こちらはTwitterと連携することで、コンペの提案や採用時のお知らせを、自動で受け取ることができる機能です。
またクラウドワークス専用のアカウントを作っておけば、そちらで仕事の営業をかけたり、クラウドワークスでのサービスを宣伝をしたりすることも可能。
プライベートのアカウントと一緒にすると、トラブルが起きてしまう可能性もあるので、使用する方はクラウドワークス専用のアカウント作っておきましょう。
可能ならNDA(秘密保持契約)
プロフィール充実度への影響はありませんが、クライアントから信用度を上げるためにはNDAも重要です。
NDAは秘密保持契約といい、業務に関する秘密を第三者に開示しないという契約です。
違反があった場合は、損害賠償請求や差止請求を受けてしまう可能性があります。
また一方で法的拘束力が弱く、判例がほとんどないという側面もあり、あまり意味がないという意見も …。
ただ「秘密を守ります」という姿勢を見せることで、クライアントからの信用は得やすくなります。
仕事を依頼される確率も上がりますので、可能であればNDAの契約もしておきましょう。
その他の設定
他にも設定できる項目があります。
項目 | 入力する内容 |
---|---|
非表示クライアント | 仕事の検索ページで非表示にしたクライアント |
振込先口座登録 | 報酬の振込先を登録 |
テンプレート一覧 | メッセージを送るときのテンプレート作成 |
公開情報設定 | ログイン時間の表示設定 |
通知設定 | クラウドワークスからの通知設定 |
これらの設定はワーカー次第です。
テンプレートなどは登録しておくと便利なこともあるので、活動しながら自分が使いやすいようにカスタマイズしてみてください。
クラウドワークスで仕事をする方法は?

クラウドワークスにはいくつか仕事の受注形式があります。
主に3つに分かれるため、1つずつ簡単に解説していきます。
タスク形式
こちらはクライアントとやり取りを必要としない形式です。
募集内容に書いてある作業をして、クライアントに提出。
クライアントから承認されれば、報酬がもらえるというシステムです。
クライアントとのやり取りが必要ないので、作業がしやすいというメリットがあります。
クラウドワークスを始めたばかりの方は、タスク形式からやるのがおすすめです。
プロジェクト形式
こちらはクライアントと業務提携契約を結び、仕事をする形式です。
仕事の仕方は2つあります。
- 募集内容に応募
- クライアントからのスカウト
1つは掲載されている仕事に対して、こちらから提案文を出して受注する形式です。
募集内容に対して「どんな作業ができるか」を提案することで、受注しやすくなります。
もう1つはクライアントから直接仕事を依頼される形式です。
プロフィールとマッチング、タスク作業のクオリティなどを見て、クライアントから依頼してくれる場合があります。
作業内容の確認がしやすい、タスクより報酬がしっかり支払われる、といったメリットがあります。
作業の流れは以下の通りです。
- お互い作業内容の確認
- 契約
- クライアントが仮払い
- ワーカーが作業して納品
- クライアントが納品物を確認して検収
- 報酬が支払われる
タスク形式で作業になれたら、プロジェクト形式に挑戦してみましょう。
コンペ形式
コンペ形式はクライアントが募集した内容に対して、制作物を提出し、採用されたら報酬がもらえるという形式です。
主にキャッチコピーやイラスト・デザインの業種で使われます。
ワーカー側のメリットはタスク形式と同じく、クライアントとやり取りが必要ないという点です。
また他の提案者の中から1つだけ選ばれるため、競合を勝ち抜いたという経験が、自信やスキルアップにつながります。
クライアントの希望を読み取る難しさはありますが、やりがいのある仕事形式です。
クラウドワークスで仕事を探してみよう!

「仕事を探す」のページから条件を指定して仕事を探すことができます。
条件 | 選べる項目 |
---|---|
仕事カテゴリ | やりたい業種 |
依頼形式 | プロジェクト・タスク・コンペ |
報酬額 | 〇円以上~〇円以下 |
応募期限 | 掲載期間があと何日か |
特記事項 | 未経験可やカンタンなどの条件指定 |
その他 | クライアントの指定 |
クラウドソーシングサービスが初めてという方は、できそうな業種から条件を指定し、タスク形式から始めてみましょう。
作業をして報酬がもらえると感覚をつかむことができるため、プロジェクト形式にも挑戦しやすくなります。
また初心者を対象にした悪質なクライアントも存在します。
ぼったくりのような案件も存在するため、そういったクライアントには注意が必要です。
こちらの記事で悪質なクライアントについて詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
出金可能になったら楽天銀行を開設しよう!

クラウドワークスでは、報酬金額が1000円以上になった時点で銀行口座への出金が可能になります。
ただ銀行によって手数料が違い、その差が400円とかなり大きいです。
銀行 | 手数料(税込み) |
---|---|
楽天銀行 | 100円 |
その他の銀行 | 500円 |
楽天銀行以外だと10回出金したら5000円。楽天銀行との差は4000円にもなります。
開設自体は簡単で、自宅で全ての手続きが可能。
- 申し込み
- 本人確認
- カード郵送
- ログインして開設完了
出金回数が多ければ多いほど、他の銀行だと損をしてしまいます。
クラウドワークスで長く活動する場合は、楽天銀行の開設も視野にいれておきましょう。

クラウドワークスの始め方まとめ
今回はクラウドワークスの始め方について解説しました。
- 無料会員登録
- プロフィールを充実させる
- 仕事の形式について知る
- 悪質なクライアントを把握する
- 仕事を探す
- タスク作業から始める
- 慣れたらプロジェクト形式に挑戦
- 1000円を超えたら楽天銀行を開設
- 稼ぎまくる
クラウドワークスではスキル・知識なしでも受けられる案件が多いため、在宅ワークを考えている方にはおすすめのサービスです。
自分のペースでスキルアップや練習としても使えるため、ぜひ挑戦してみてください。
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