カメラのアングルを指定できると、より被写体の魅力や画像の雰囲気を引き出すことができます。
今回はStable Diffusionで使えるカメラアングルのプロンプトについてご紹介します。
Stable Diffusion Web UIのインストール方法はこちら。
カメラアングルを指定できるプロンプト一覧
以下、アングルを指定できるプロンプトをまとめたものです。
Angle from below, Low angle | 被写体を下から写す |
Angle from above, High angle | 被写体を上から写す |
Side angle | 被写体を横から写す |
Diagonal angle | 被写体を斜めから写す |
dutch angle | カメラを斜めにしたアングル |
Angle from behind | 被写体を後ろから写す |
cinematic angle | 映画のような独特なアングルや視点 |
Close-up, Macro, focus | 特定の部位を近くで写す |
Bird's-eye view | 高い位置から被写体を俯瞰するショット |
fisheye lens | 中心に放射状に歪むような特徴 |
landscape | 被写体を小さく、背景や周囲の風景を強調 |
Aerial | 空から、または空で撮ったような写真 |
Over-the-shoulder | 被写体の肩越しに撮影するショット |
feet out of frame | 足がフレーム外に出ているショット |
panorama shot | 広範な視野を一枚の写真に収めるようなスタイル |
Reflection | 被写体が水面や鏡などに映り込むショット |
Silhouette | 被写体の輪郭だけを強調 |
Framing | 被写体を囲むように周囲の要素を配置 |
ceiling | 天井を含めるショット |
upper body, portrait | 上半身 |
lower body | 下半身 |
POV | 撮影者視点 |
使用モデル:https://civitai.com/models/11866
特定の部位をアップする方法
上記ではclose upなどをそのまま紹介していますが、これらは特定の部位と組み合わせることで効果を実感できます。
また指定する部位やオブジェクトによって、close up、Macro、focusの効き具合も異なります。
例えば目をアップした場合、close upは結構効きますが、focusだと微妙です。
靴の場合はどちらも似たような感じになります。
うまくアップできない場合は、別のプロンプトを試してみてください。
カメラアングルの指定はモデルによって再現性が異なる
カメラアングルに限りませんが、プロンプトの要素を反映できるかどうかは使用モデルによって大きく変わります。
また、他のプロンプトと組み合わせる場合、それぞれの要素の強さも関係します。
モデルによって再現しやすい・しにくいものがあるので、モデルを変更したり、プロンプトの強弱を調整したりしてみてください。
カメラアングルに関するプロンプト(呪文)まとめ
今回はカメラアングルに関するプロンプト(呪文)をご紹介しました。
カメラアングルは、視覚的な効果や被写体の魅力を引き出すために幅広く活用されます。
アングルが違うだけで印象がガラっと変わるので、いろいろ試行錯誤しながら画像を生成してみてください。