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AI画像生成ニュース6選|Qwen-Image-2.1・GPT Image 2.5・ComfyUI v0.37【2026年9月】

結論:2026年9月は「Qwen-Image-2.1(RGBA透過・ネイティブ2K/ただし非商用ライセンス)」「GPT Image 2.5」「ComfyUI v0.36〜v0.37」の3つを押さえればOKです。ローカル派はライセンス確認を最優先に、ComfyUIは最新版へ更新してから新モデルを試しましょう。

この記事では、9月中旬〜下旬に出たAI画像生成まわりの主要ニュースを6つに絞って整理します。日本のSD/ComfyUI実務者が「今すぐ何をすべきか」まで落とし込んでいます。

9月のニュース早見表

#ニュース日付実務への影響
1Qwen-Image-2.1 公開(7B・RGBA・2K)9/20透過素材を直接生成できる/商用は別契約
2ComfyUI v0.37.0 / v0.37.19/21〜22Qwen-Image-2.1ネイティブ対応、Empty Latent既定1024
3ComfyUI v0.36.09/15FastH3(8ステップ動画)、Generic Loops
4GPT Image 2.5 リリース9/8生成待ち時間が約半分、Sketch機能
5HY Image 3.5 Preview がパートナーノードに9/22参照5枚+2K出力をAPI経由で
6大手3社がアリーナ初ランクイン9月Microsoft・Meta・xAIが画像モデルで参戦

1. Qwen-Image-2.1:透過PNGを直接出せる7Bモデル

Alibabaの Qwen-Image-2.1 が9月20日に公開されました。前世代の20Bから 7Bに小型化しつつ、以下が大きな変更点です。

  • ネイティブRGBA出力:背景透過のアルファチャンネル付き画像をプロンプトから直接生成
  • ネイティブ2K:既定 2048×2048、最大 2752×1536 まで(アップスケールではない)
  • マルチ参照編集:複数の参照画像(公式発表では最大10枚)を使った編集・局所編集
  • 量子化版:int8 / w4a8 のローカル向け重みあり(フル精度の自前運用は目安24GB以上)

注意:ライセンスが変わりました。初代Qwen-ImageはApache 2.0でしたが、2.1は Qwen Research License(非商用のみ) です。商用利用には別途の許諾が必要で、同人・受託・広告など収益が絡む用途では現時点で使わないのが安全です。

実際のComfyUIでの動かし方は「Qwen-Image-2.1をComfyUIで使う設定ガイド」で詳しく解説しています。

2. ComfyUI v0.37.0 / v0.37.1:Qwen-Image-2.1対応ほか

9月21日の v0.37.0 と22日の v0.37.1 の主な変更は次のとおりです。

  • 新モデル対応:Qwen-Image-2.1、MoGe 3(1枚の画像から細かい形状推定)
  • Empty Latent Image の既定サイズが1024に:SD1.5系ワークフローを新規作成するときはサイズを明示的に512へ戻すこと
  • GPT Image 2 ノードに透過背景オプション
  • auto fast-disk:高速NVMeを検出すると --fast-disk を自動有効化
  • Wan系のピークVRAM削減、Qwenテキストエンコーダの高速化
  • v0.37.1:HY Image 3.5 Preview パートナーノード追加(参照最大5枚・2K出力)

3. ComfyUI v0.36.0:FastH3とGeneric Loops

9月15日の v0.36.0 は動画寄りのアップデートです。

  • FastVideo FastH3:MiniMax H3を8ステップに蒸留した版。T2V/I2Vに加え音声付き出力
  • Marigold V2:深度・法線推定(ControlNetの前処理にも使える)
  • Video Concatenate ノード:複数クリップの連結がノード1つで可能に
  • Generic Loops:異なる型のデータで繰り返し処理ができるループ
  • Add Noise のアルファ修正:ノイズ付加で透過チャンネルが壊れる不具合を修正

4. GPT Image 2.5:速度約2倍とSketch機能

OpenAIは9月8日にChatGPT向け GPT Image 2.5 を公開しました。

  • 生成の待ち時間が 約50%短縮
  • Sketch:手描きのラフ線画をもとに画像化
  • APIは2系統:速度重視の「Flare」と、時間をかけて描き込む「Sunburst」

プロンプト追従と文字描画の評価では、各種アリーナで上位に位置していると報じられています。ラフ構図→清書の下書き用途にローカル生成と組み合わせる使い方が現実的です。

5. HY Image 3.5 Preview(ComfyUIパートナーノード)

v0.37.1でパートナーノードとして追加されました。テキストからの生成と、最大5枚の参照画像を使った編集に対応し、2Kで出力します。APIクレジット課金型なので、ローカルGPUが足りない場合の選択肢になります。

6. Microsoft・Meta・xAIがアリーナに初ランクイン

画像生成の比較ランキングに、MAI-Image-2.6(Microsoft)、Muse Image(Meta)、Grok Imagine Image 2.0(xAI) が初めて登場しました。また、GoogleはWorkspace向けに画像生成・オブジェクト単位編集ができる「Google Pics」を一般提供しています。クローズドモデルの選択肢は今後さらに増えそうです。

まとめ:9月に実務者がやるべき3つのこと

  • ComfyUIを v0.37.1 に更新(Empty Latentの既定サイズ変更に注意)
  • Qwen-Image-2.1は非商用で試す:透過素材の検証用途に最適、商用は許諾確認まで保留
  • 動画はFastH3を試す:8ステップでH3系の試作サイクルが短くなる

よくある質問(FAQ)

Q. Qwen-Image-2.1は商用利用できますか?

A. できません(2026年9月時点)。Qwen Research Licenseは非商用限定で、商用利用には開発元との個別契約が必要です。初代Qwen-Image(Apache 2.0)とは条件が異なります。

Q. ComfyUI v0.37に更新すると既存ワークフローは壊れますか?

A. 基本的には動きますが、新規に置くEmpty Latent Imageの既定が1024になりました。SD1.5系では512へ手動で戻してください。

Q. GPT Image 2.5はローカルで動かせますか?

A. いいえ。ChatGPTまたはOpenAI API経由のクラウド利用です。ComfyUIからはパートナーノード(API課金)で呼び出せます。

Q. Qwen-Image-2.1に必要なVRAMは?

A. フル精度の自前運用は24GB以上が目安です。int8/w4a8の量子化版やComfyUIのキャッシュ設定で必要量を下げられます。

参考情報源

  • ComfyUI公式 Changelog(docs.comfy.org/changelog)
  • Comfy.org「Qwen-Image 2.1 on Comfy」
  • MarkTechPost「Alibaba Qwen Releases Qwen-Image-2.1」(2026年9月21日)
  • Wikipedia「GPT Image」

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