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【Stable Difussion Web UI】プロンプト(呪文)を保存できるStyle機能の使い方!

画像生成をするとき、手動でプロンプトを調整しながら理想の画像を目指して生成を繰り返すことが多いと思います。

しかし、よく使うプロンプトの組み合わせなどは、保存しておいた方が便利です。

Stable Difussion Web UIには、プロンプトを保存できるStyle機能があるので、今回はこのstyle機能について、詳しく解説します。

プロンプトの入力を少しでも楽にしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

こんな方におすすめ
  • うまくいったプロンプトを保存したい
  • 保存したプロンプトで画像生成がしたい
  • 保存したプロンプトの編集・削除方法がしりたい

この記事はStable Difussion Web UIをインストール済みの方を対象にしています。

まだインストールしていない方はこちらの記事を参考にしてみてください。

個別にプロンプトを簡単に入力できる拡張機能もあるので、こちらも参考にしてみてください。

Stable Difussion Web UIのStyle機能とは?

入力したプロンプトに名前をつけて保存・呼び出しができる機能です。

例えば画質、背景、ポーズに使うプロンプトなど、特定の要素に関するプロンプトを保存しておけば、他のプロンプトと組み合わせるのが簡単になります。

人物やキャラクターなどをまとめて保存しておけば、一部を編集して画像生成を楽しむことも可能です。

使い方は人それぞれですが、Style機能を使うことでプロンプトの入力が簡単になります。

今回はこのStyle機能の使い方について、詳しく解説していきます。

Stable Difussion Web UIでプロンプトをStyleに保存する方法

ここでは実際にプロンプトをstyleとして保存する方法をご紹介します。

ver1.5.2までのstyle保存方法

style機能はverによってUIが異なります。

最初にver1.5.2までのstyle保存方法についてご紹介します。

まずは保存したいプロンプトを普通に入力してます。

今回画質を調整できるプロンプトを入力しました。

プロンプトを入力した状態で「Generate」の下にあるフロッピーアイコンをクリックします。

そうするとStyle nameと表示され、好きな名前がつけられます。

名前を入力してOKを押すと「stable-diffusion-webui」のフォルダ内にcsvファイルが保存されます。

Ver1.6.0以降でstyleを保存する方法

ver1.6.0以降ではstyle機能のUIが変わり、プロンプトではなく専用のエディターで編集できるようになりました。

「Generate」の右下にある鉛筆アイコンをクリックします。

そうすると以下のような編集画面が開くので、保存したい名前、プロンプト、ネガティブプロンプトを入力して、saveをクリックします。

これで入力したプロンプトが保存できました。

どんな内容のプロンプトを保存したかわかる名前にしておくと、呼び出すときに便利です。

Stable Difussion Web UIで保存したStyleを呼び出す方法

保存したStyleは「Generate」の下にあるStylesというタブから選択できます。

Styleを選択してもプロンプトは入力されませんが、この状態で画像生成をすると、選択しているStyleのプロンプトが反映されます。

styleのプロンプトを入力したい場合は、verによってやり方が異なります。

ver1.5.2までの場合

Styleを選択した状態でクリップボードのアイコンをクリックします。

そうするとstyleに保存したプロンプトが入力されます。

ver1.6.0以降の場合

リストからstyleを選択した状態で、編集画面を開きます。

編集画面を開くとstyleは選ばれていない状態になっていますが、そのままの状態でクリップボードのアイコンをクリックします。

そうすると保存したプロンプトが反映されます。

Styleを編集・削除する方法

こちらもverによって仕様が異なります。

ver1.6.0では、web UI上で編集・削除が可能です。

まずは編集画面を開いて、編集したいstyleを選択します。

内容を編集してsaveで上書き、削除したい場合は「Delete」で削除が可能です。

ver1.5.2より前は、csvファイルを直接編集する必要があります。

なお、ver1.6.0以降でも、こちらのやり方で編集は可能です。

「stable-diffusion-webui」の中にstyle.csvというファイルがあるので、こちらを開いてください。

私の環境だとExcelと紐づいてますが、テキストでもスプレッドシートでも編集は可能です。

今回はテキストで開きます。

ダブルクォーテーションとカンマで区切られ、「style名,"プロンプト","ネガティブプロンプト"」となっているのがわかります。

例えば犬というstyleのプロンプトにdogとpark、ネガティブプロンプトにEasyNegativeを入れて保存するなら、以下のようになります。

犬,"dog, park","EasyNegative"

このように改行して入力すれば、新しいStyleとして保存が可能です。

なお、ver1.5.2まではWeb UI上でstyleの削除ができないため、削除する場合もcsvを直接編集します。

上記で作成した「犬」を削除したい場合は、「犬」のプロンプトを全て削除して保存するだけです。

Styleを更新すると「犬」だけ消すことができます。

Stable Difussion Web UIのプロンプトをStyleに保存する方法まとめ

今回は入力したプロンプトをStyleに保存・呼び出し・編集する方法について解説しました。

まとめ
  • Stable Difussion Web UIでプロンプトをStyleに保存する方法
  • Stable Difussion Web UIで保存したStyleを呼び出す方法
  • Styleのファイルを直接編集・削除する方法

プロンプトは本当にいろいろな組み合わせがあるため、なかなか覚えて入力するのは難しいです。

拡張機能でプロンプト入力を補助してくれるものもたくさんありますが、プロンプトをまとめて保存するだけなら、Style機能が一番シンプルで使いやすいと思います。

画像生成が楽になりますし、そこから編集してさらに理想の画像を目指して生成できます。

非常に便利な機能なので、ぜひStyle機能を使ってみてください。

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